8/21週の日経平均株価見通し

先週金曜日の日経平均は19,470円と続落。

ずっと膠着相場が続いてきただけに200円以上落ちると暴落に感じてしまうな。
夜間の先物では19,310円まで下げる局面があったものの、米国の主席戦略官であるスティーブン・バノンが退任のニュースで雰囲気が一変。米国株が急反発するとともに日経先物も19,550円と前日終値を超える展開に。流石にその後、冷静になるとともにまた下落して結局前日比+20円で取引を終えている。

バノン退任でWHの混乱が収まり、これから様々な政策が回り出すという見方で上げた(下げ止まった)ということみたいだが・・・。

アホかと。

確かに米国政府内の混乱にジャレッド・クシュナーとスティーブン・バノンの勢力争いが寄与していたことは疑いない。バノンが退任することでクシュナーを中心に政権内をがっちりまとめていくこともできるようになるのかもしれない。

だが事態はすでに深刻だ。政権発足後半年以上が立つのに、重要ポストはまだ埋まらない。それどころか埋まっていたポストから重要人物達が去っていく。国務長官のティラーソンさんが辞めるかもなんて噂が出るくらいだからな。

それにもましてヤバイのは白人至上主義者の問題で「双方に比がある」と言ってしまったことだ。「白人至上主義」という言葉は日本人にはピンと来ないが、相当に強烈なイデオロギーだ。

白人至上主義

この発言によってトランプ大統領はこれまで支持してきた米国人の中からも非難されることになった。当然議会もだ。
議会を敵に回したままで重要な法案が通せるわけもなく、このまま頓死する可能性が出てきたわけだ。

一方、日本では重大な関心事となっている北朝鮮問題。チャーハンを作る作るといいつつ、一向に作り始めないし、この先も作ることはないと思っている。

少なくとも北朝鮮側から自滅するようなことはしないというのが大方の予想だ。
目下の危機は、明日から始まる米韓軍事演習だ。

北朝鮮が米韓、日韓の軍事演習をやめろと言っている中であえてやることにリスクは当然ある。挑発や威嚇が偶発的な事故につながることはこれまでの歴史の中でもあった。

この状況下で死に体となったトランプ大統領が一発逆転を狙う可能性は警戒しておくべきだろう。

前置きが長くなったが、スタンスは下落警戒のままだ。
日経平均株価は2つのエンジンからなっている。それは為替と米国株だ。
日本企業の業績はものすごく回復しているが、結局海外勢が買わない限りは株価は上昇しない。地政学リスクは為替を円高に向かわせるし、トランプ政権の政治リスクは米国株を下落に向かわせる。少なくともどちらかが解消しない限り
日経平均株価の上昇も無いと見ている。

ポジションは日経先物の売り。米国株CFDの売りはもう少し様子を見てからエントリーの予定。まだ早い。

ランキングに参加してます。クリックお願いします。

株式

Posted by マスター